呉基地の満艦飾(2021年天皇誕生日)
2021年の天皇誕生日2月23日は呉基地へ満艦飾を観に出かけました。昨年2月は建国記念の日に出かけていたのですが、今年は天皇誕生日に。
満艦飾を行う日
昨年も記しましたが再掲、防衛省のページに海上自衛隊が満艦飾を行う日についての説明があります。
満艦飾は、建国記念の日、天皇誕生日、自衛隊記念日、観艦式を行う日等に、祝意を表すために、自衛艦に自衛艦旗や信号旗などを掲揚するものであり、午前8時から日没まで行います。
出典: 防衛省・自衛隊の『ここが知りたい!』自衛隊の旗と海上自衛隊の満艦飾について
また、国家の大典、観艦式等においては、日没後に、白色電球で自衛艦の船体等を電飾する電燈艦飾を実施することもあります。
令和元年5月1日の御即位を記念して、満艦飾又は艦飾及び電燈艦飾を行いました。
徳仁天皇になり、2月に満艦飾を行う日が2日できました。ちなみに私の誕生日も2月です。建国記念の日の翌日12日(全く関係ない)。
アレイからすこじまから
アレイからすこじま駐車場からアレイからすこじまへ向かう途中、蛇が斜面を這って登って行くのをみました。写真を撮ろうかと思いましたが… 久しぶりに見た蛇もやはり苦手です(+_+。
Aバースにはロービジ化された敷設艦"むろと" (ARC-483) が。 海底固定ソナーやケーブル敷設を任務とする"むろと"は、海上自衛隊の艦艇の中でもとりわけ機密性が高い艦のひとつです。そんな機密の塊の艦でもこうやって満艦飾を行っていると思うと、なんだか微笑ましい(^-^)。
万が一の有事発生のときにはむろとが敷設した機器も縁の下の力持ち的な活躍をしてくれることでしょう。 もちろん、その存在自体が抑止力になることに越したことはありません。
Sバースには潜水艦救難艦"ちはや"(ASR-403)と潜水艦。Sバースの2枚目に写っている潜水艦、塩によるものでしょうか、白くなっています。この姿はまさに"白鯨"(^-^)。ここまで白くなっている潜水艦を見たのははじめてです。
続いてFバース。掃海母艦"ぶんご"は満艦飾を行っていませんが、その向こうの訓練支援艦"てんりゅう"は満艦飾を行っています(マストにあるアレイアンテナから訓練支援艦、そのマストの長さから"てんりゅう"と判断しています。間違ってるかも)。
D、Eバースについては最初に載せた写真のように輸送艦"おおすみ"や練習艦"かしま"が満艦飾を行っているのがわかります。
呉基地での艦艇一般公開が行われなくなってかなりの時間が経ちますが、COVID-19が落ち着いたら再開されるのかな。 再開されたら、(今は事前予約とか大変ですが(苦笑))一度出かけてみたいものです。
“くにさき"と"とわだ"
工廠神社跡から呉基地を見ていたら、Fバースの"てんりゅう"の後ろにいた輸送艦"くにさき"が出港しました。
出港するところ、あまり見たことがなかったのでずっと見ていました。タグボートがよい仕事をされています(^-^)。
このあと帰途についたのですが、道中この"くにさき"が航行しているのを発見。せっかくなので写真を撮ろうと車を停めると、"くにさき"の進行方向から補給艦"とわだ"がやってきました(驚)。
私、海上自衛隊の艦艇が実際に航行しているのを見ることすら少ないのですが、こうやってすれ違うところを見ることができて運がイイ。”すれ違い”はこの場所でなければ見ることができなかったわけなので、繰り返しになりますがホントに運がイイ (*^-^*) 。
すれ違うのをみながらあらためて感じたのは、戦時中は様々な艦艇や潜水艦がこうやってすれ違っていたんだろうなと。戦地から帰還する艦、戦地へ向かう艦… 令和の時代は平成の時代と同じように平和な時代が続くことを願うばかりです。
そんな平和な時代にのんびりと海を眺めて潜水艦が航行しているのを見てみたいな。
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