呉湾艦船めぐり-2022年5月27日
お休みだった5月27日（金）、呉湾艦船めぐりを楽しみました。ちなみに5月27日といえば、日本海海戦の日… 27日から28日にかけての海戦で連合艦隊がロシア海軍のバルチック艦隊を壊滅（といっていいでしょう）させました。
3か月ぶりの呉湾艦船めぐり
呉湾艦船めぐり、コロナ禍のために2月下旬まで運行は週末のみでした。その頃は週末といっても旅行者は少ないので ”こういときこそ利用しないといけない”といった感じで利用させていただいていました。
その後状況はかわり、GWの頃は1つの時間で2隻出すほど旅行者が戻ってきました（良。半面、利用者が多くなると私は利用しづらくなるので（仕事上、いまだに人混みは避けるようにしています）、艦船めぐりから足が遠のいていたのです。しかし、この日は平日なので利用しようと(^-^。
この日ガイドの方が最初に紹介したのが下の写真のモノ。"とても珍しいもの" が見えると。
場所は江田島の米軍秋月弾薬庫のほうです。肉眼ではかなり小さい… 35mm換算で300mm、縮小なしでこのサイズでしか撮れない距離(^^;。クレーンのお化けみたいなコイツは戦艦大和の建造でも活躍した起重機船"さんこう"です。まもなく竣工して100年(驚!!になります。いまだに現役で活躍しているのは凄いですね。
艤装桟橋の"かが"
この日、私がもっとも見たかったのは艤装桟橋（でいいのかな？）の"かが"。少し前にJMU呉の第4ドックを出てこの艤装桟橋へやってきました。
“かが"は今回の改修でF-35Bを運用するための改修が行われています。同型艦"いずも"もそうですが、2回の定期検査にあわせて改修が行われます。"かが"は1回めの改修です。
今回の改修で飛行甲板の耐熱塗装と艦首形状を四角にする工事が行われるということだったと思うのですが、もう実施されたのでしょうか？ 艦首に関してはまだ変わっていないようですが。
日本海軍の"加賀"は戦艦として進水後に"空母"に改造されました。海上自衛隊の"かが"はヘリコプター型護衛艦から（軽）空母へ改造されます。"加賀"のように実戦に参加して沈没することはもちろん、実戦に参加することすらないことを望みます。その存在が戦争の抑止力となることを。
その他の艦艇
あと油槽船"YOT-01″を見たかったのですが、あいにく呉を離れているようでした（残念。
防舷材がついた"いなづま"。ガイドの方が艦艇がやってくる準備と話されていました。
こちらは"はたかぜ"。僚艦"しまかぜ"は"かしま"とともに初級幹部を乗せて世界一周の練習航海に。
“とね"は給油中。
清水建設 BLUE WIND
これまでも何度か載せている清水建設の"BLUE WIND"。見るたびに姿が変わっています。より複雑に、よりゴチャゴチャ（笑に。
“呉湾艦船めぐり"、私たちが乗った11時の便は17人だったでしょうか。平日ということで乗船者も少なかった。次回乗る機会があったら、油槽船をみてみたい。あと、チャンスはなかなか訪れないだろうけど、いつかもがみ型護衛艦もみてみたいなぁ〜。