海上自衛隊艦艇 “いなづま” 艦内見学

7月31日、8月1日に宇品外貿埠頭第1バースに護衛艦"いなづま"(DD-108)がやってくるイベントがありました。艦内見学は事前申込(かつ当選)が必要で叶いませんでしたが、"いなづま"以外にも陸上自衛隊の車両がやってくるということで出かけてみました。

護衛艦"いまづま"(DD-108) 宇品にて
護衛艦"いまづま"(DD-108) 宇品にて

目的は陸上自衛隊の装備

私がこのイベントを知った自衛隊広島地方協力本部の案内によると、展示される陸上自衛隊の装備は海田市駐屯地第46普通科連隊の軽装甲機動車、オートバイ、指揮通信車、高機動車、日本原駐屯地第13高射特科中隊の短距離地対空誘導弾(短SAM)。コロナ禍ということもあり、各駐屯地のイベントも行われていません。"これは行くしなかない"と(笑。

展示されていた陸上自衛隊の装備
展示されていた陸上自衛隊の装備

右から軽装甲機動車、82式指揮通信車、81式短距離地対空誘導弾(短SAM)。ここには写っていませんが、バイクと11/2t救急車も。救急車は救護所にいたので、展示だけでなくその能力も発揮していたのかも… って、救急車はこういったイベントでは能力を発揮していないほうがよいですね(^^(^^;。

高機動車に体験試乗

そしてもう1台がこちら高機動車。

高機動車
高機動車

広島湾(?)を背景にする高機動車、なんかカッコいい(*^-^*)。

なぜこの高機動車をわざわざ取り上げたかというと、体験試乗させてもらったから(嬉。このイベントでは、事前予約が必要だった護衛艦"いなづま"の艦内見学以外にもこの高機動車の体験試乗ができました。でも、このテの体験試乗って、基本的にお子様(とその保護者)だと思っていたので気にしていなかったのです。でも陸自の方から「乗ってみませんか?」と。「大人もよいのですか?」と聞くと「大丈夫ですっ!!」ということで、ツマと一緒に体験試乗をさせてもらいました(嬉^2。

助手席に乗ることもできたのですが、ここはあえて荷台(?)に。きっと(士官でない)兵は荷台に乗るであろうと思ったので。乗り心地は"想像していたよりは"よかったのですが、長い時間この荷台に座っているというのは大変だな(汗。エアコンなんてものは当然ありませんし(あっても効きそうにありませんが)… おじさんにしてみると、乗ってる事自体が訓練です(汗^2。

81式短距離地対空誘導弾(短SAM)

今回の展示で最もコミットしたのが81式短距離地対空誘導弾(短SAM)。やはりミサイルというものは少年(誰が?)の心に訴えかけるものがあります。

81式短距離地対空誘導弾(短SAM)
81式短距離地対空誘導弾(短SAM)発射装置搭載車両 1
81式短距離地対空誘導弾(短SAM)
81式短距離地対空誘導弾(短SAM)発射装置搭載車両 2

短SAMがセットされているのがわかります。運良くセットされるまでの流れを見ることができました。私にしては珍しく動画を撮ってたりして。

このテのいわゆる武器が実際に動いているのを見たのは久しぶりです。海田市駐屯地での訓練展示以来のような気がします。ホームページを振り返ってみると、もう10年以上前のことみたい。

それにしてもこの短SAM、上にも記したように日本原駐屯地第13高射特科中隊のものです。このイベントのために岡山からやってこられたのかな? ホント、ありがとうございました&お疲れさまでした。

このほか広報ブースでは今回のイベントで装備展示がない航空自衛隊が多くの人を集めていました。ブルーインパルスを体験できるVRや戦闘機のスティックが置かれてたのかな。私も気になったのですが… 人が多かったのでパスしました(残念。

私たちが出かけたのは7月31日のイベントがはじまってそれほどの時間が経っていない10時30分ごろだったのですが、想像していたよりも多くの人が訪れていました。こういったイベントを楽しむことができる時代が続くことを願うばかりです。