陸上自衛隊:第13旅団創立11周年記念行事【1】
11月14日に陸上自衛隊海田市駐屯地で開催された第13旅団創立11周年記念行事・海田市駐屯地創立60周年記念行事に出かけました。はじめていく陸上自衛隊の記念行事・・・ それは大変迫力のあるものでした。
写真がやたらと多いので、2つのページに分けました。このページでは、観閲式から訓練展示前までを、訓練展示については別ページに記しておきたいと思います。
第13旅団とは
最初に13旅団について少しだけ。第13旅団は中部方面隊隷下の旅団のひとつで即応近代化旅団となっています。中国5県の防衛警備、災害派遣等を任務としており、司令部を海田市駐屯地においています。以前は第13師団と規模が「師団」だったのですが、平成11年に陸上自衛隊初の「旅団」となりました。ちなみに、師団よりも旅団のほうが規模が小さいものです。
観閲式 パレード
車でも行くことができる...むしろ、そちらのほうが便利なののですが、駐車場に入る渋滞を嫌ってJRで矢野へ。矢野からは10分ちょっと歩くつもりだったのですが、マイクロバスが準備されていたので利用させてもらいました(来年のための覚え書き:このマイクロバスが矢野駅を出たのが10時15分)。
会場につくと、ちょうどパレードがはじまる時間。すでに人はたくさんいたのですが、なんとか見る&撮ることができる場所を確保することができました。詳しいことは詳しい方のホームページ・ブログをご参照ください。私は写真をたくさん載せておきます(汗)。
整列している隊員たち。
パレードが始まりました。
82式指揮通信車から敬礼
73式小型トラックも。
バイクも。ちゃんと(?)銃も携帯しています。後ろには赤十字マークの車も。
こちらは155mmりゅう弾砲(通称FH70)。
93式近距離地対空誘導弾を積んだ高機動車です。
トラックで運ばれるブルドーザも。上の赤十字マークの車もそうですが、戦闘部隊だけでなくさまざまな役割を持った者・モノが揃って力が発揮されます。
通信機器を載せた高機動車。ネットワーク化された現代の戦闘では、以前よりもさらに通信の重要性は高まっています。・・・大学で通信系の研究室にいたこともあって、いまだに通信関係は気になったりします(笑)。
そして74式戦車。やはり戦車はパレードでもっとも目立ちます。この74式戦車は10式戦車の調達もはじまっており、2つ前のものとなります。しかし私は戦車を見たのははじめて、しかも動いているなんてすごいの一言です。
パレードはこの戦車部隊で終了。引き続き空でヘリコプターの編隊が観覧飛行を行ないました。写真がまともに見れるものがないのが寂しい... その後、航空自衛隊による祝賀飛行があり、上空のヘリコプターから空挺降下の展示となりました。
空挺降下の展示
かなりの上空でヘリコプターから飛び出した空挺隊員。上では一人を写しているだけですが、5人の隊員が降下してきました。会場のほぼ真上からでしたので、ずっと見ていて首が痛かった(汗)。(当たり前ですが)皆、会場にキレイに着地をし、すばやくパラシュートを片付けていました。こういったことも訓練の賜物なんでしょう。
オートバイドリル
続いて偵察隊隊員によるオートバイドリル。近くにいた去年も来ていらっしゃってた方々が話されていたのですが、去年はこのオートバイドリルはなかったそうです。オートバイドリルでは、スピン・ターンだけでなく立ったまま射撃をしたり、ジャンプをしたりと盛りだくさんだったのですが、見ることはできても撮ることができませんでした。
引き続いて訓練展示ですが、訓練展示については、別のページへ。
このページの公開日:2010.11.27