第一小鳥原川橋梁(広島県庄原市)

訪問日と投稿順がめちゃめちゃな状態が続いていますが(汗)、道後山駅を訪れた8月19日は第一小鳥原川橋梁(小鳥原第一鉄橋)にも立ち寄りました。車両が走っているのを観たかったのです。

第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日
第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日

13年ぶりの第一小鳥原川橋梁

道後山駅を訪れたの13年ぶりならば、この第一小鳥原川橋梁を訪れたのも13年ぶりです。13年前と比べると、橋の色がかわっていますね。

ところでこの"第一小鳥原川橋梁"、いくつかの名を見つけることができます。広島県のページだと小鳥原第一鉄橋と記されています。また"西城の十二号鉄橋"という通称もあるみたい。

第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日
第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日

今さらですが、この第一小鳥原川橋梁の紹介を少し。この第一小鳥原川橋梁は1936(昭和11)年に完成しました。全長146.2m、高さ30mの中国地方で最も橋脚が高い橋です。橋脚は8本あり、うち5本は厚さ40㎝のコンクリートの側壁で、中が空洞になってそうです。高層の建物の中央部が吹き抜けになっているのと同じ理屈なのかな?

そんな第一小鳥原川橋梁を観に行こうと思ったのは下記の"参考にした書籍など"の"遥かなる煙"で橋梁を作っている写真を見たから。その写真では蒸気機関車が貨車を押していて、その貨車から桁を滑らせて架設しているというものでした… 実際に見ることができたら凄かっただろうなぁ。

第一小鳥原川橋梁を渡る444D

ここまでの写真、すべて備後落合発新見行きの444Dです。

第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日
第一小鳥原川橋梁を渡る444D 2023年8月19日

このページを書いているのは9月25日です。直前の週末23日にはシンポジウム「芸備線・木次線 魅力を活かす方法を考える」が開催されました。24日はCFで資金を集めて貸し切り列車"呑み鉄鈍行ちどり足号"を走らせていました。シンポジウムのパネリストの六角精児さんが自身の視点からコメントされていて地元ローカル紙の中国新聞でも記事になってたりしました。

ドライブの目的地として鉄道や鉄道遺構の写真を撮りに出かけている私が記す資格はありませんが、やはり芸備線を今のままで残すのはかなり難しいのではないかと思います。芸備線に乗るために山陽新幹線を利用する向きを増やすことができたりすれば光もあるのかもしれませんが…

おまけ:第四があるということは

下の写真は道後山駅で撮った443D。備後落合駅へ向かう途中で追いつきました。

第四小鳥原川橋梁に向かう443D
第四小鳥原川橋梁に向かう443D

手前に橋が写っていますが、第4小鳥原橋梁と書かれています。"第1″はこのページの主役の橋梁、"第2″は"第1″から少し備後落合側にいくとででーっんとでてきます。しかし"第3″は… どこにあるんだろう?

参考にした書籍など