広電3100形リバイバル塗装

1922年8月22日に現在の広電西広島〜草津間で開業された宮島線、今年2022年8月22日に100周年を迎えました。100周年の感謝、これからの100年を見据えて「宮島線開業100周年事業」としてイベントが実施されています。そのひとつが3100形車両のリバイバル塗装。

広電3100形車両 リバイバル塗装
広電3100形車両 リバイバル塗装

宮島線直通色塗装

広電さんのページによると、1950年代後半に市内線と宮島線の直通運転がはじまったそうです。そのときに「直通車両」であることがわかるように、このピンク色(オリエントピーチ色)の塗装がされました。広島電鉄における通称は「直通色」と。わかりやすい(^-^)。

西広島駅 出発を待つ3101号 2022年10月8日
西広島駅 出発を待つ3101号

そんな「直通色」に塗装された3101号、10月4日から運行されています。このページの写真を撮ったのは10月8日、リバイバル復元記念企画「3100形ツアー」で運行されている(+されるために西広島駅へ向かう)3101号です。

西広島駅を出発した3101号 2022年10月8日
西広島駅を出発した3101号 2022年10月8日

3100形車両、いつもは朝夕の車両が多く必要なときのみ運行されているイメージ。そんなこともあってあまり見たことがありません。でもこの丸目な車両、レトロな感じで… って、実際レトロなんですが(笑)かわいいですね。

ここまで記していてなんですが、私、Uターンしてはじめて広島市西区に住み始めたということもあって「直通色」がたくさん走っていた頃の覚えがありません(^^;。そんな私が「直通色」でイメージする車両があるのですが、なんだかちょっと違います。

広電さんの車両紹介のページをみると、私がイメージするのは2000形や3000形でした。車両に横向きに入っているラインがフロントで交わるもの。2000形は2009年まで定期運用されていたこと、3000形は今でも市内線で運用されているということなので、私がみていたのはこの車両たちなのかもしれません。

これからの100年もこの街を走る

「3100形ツアー」始発駅の西広島駅へ向かう3101号をちょっと高いところから撮ってみました。

これからの100年もこの街を走る
これからの100年もこの街を走る

…小さすぎてそれとわかりにくいですね(^^;。

この宮島線沿線の風景、営業開始した100年前から大きく変わっているでしょう。これからの100年も変わっていくことは間違いありません。100年後にもこんな感じでのんびりと写真を撮ることができる時代が続いていることを。

参考にしたページなど

おまけ:山陽線を下っていく気動車

西広島駅へ向かう3101号を撮ろうと待っている時に"瑞風?"という音が聞こえてきました。カメラを構えていたらやってきたのはキハ40形1両… 瑞風とキハ40形1車両… 同じ気動車だけど、間違えるかな(^^;。

山陽線を下る国鉄一般気動車標準色の気動車
山陽線を下る国鉄一般気動車標準色の気動車

私が見たことがない塗装です。調べてみると"国鉄一般気動車標準色"というらしい。国鉄時代の一般気動車の標準色だったみたい。国鉄時代の標準色だったということは子供の頃に芸備線で見たことがあるのかもしれませんが、覚えているのは急行色だけだなぁ。

広島を走っているということは聞いたことがないので、岡山で走っているのでしょうか? あまり目にすることがない車両を見ることができたのでラッキーでした(^-^)。