太田川の沈下橋 “程原橋”(広島県安芸太田町)
1月31日、太田川にかかる沈下橋"程原橋"を訪れました。橋を歩いているのは、地元の方ではなく私のツマ。どこに行くのか知らないまま、ここまでついてきました(笑)。
太田川では珍しい沈下橋
沈下橋といえば四万十川をイメージする方が多いと思います。実際、私もそうだったりします(笑)。でも、広島県を流れる太田川にも沈下橋があります。場所は安芸太田町。安野花の駅公園(旧可部線安野駅)から少し上流側に行ったところです。
橋の名前は程原橋。私、沈下橋といえば2012年に山口県の錦川にかかる沈下橋をまわったことがあります(もう10年近く前になるのか)。それらの橋は車もわたっていましたが、この程原橋は車は通行できないようです。電動カーというのは、ご老人が使う電動カート(シニアカー)のことだと思うのですが、バイクや原動機付自転車(原チャリ)は通行できないのかな。
橋を渡った先の道が国道191号線です。橋から国道への坂道の先に小屋のようなところにバス停があります。このバス停と集落を結ぶために程原橋は造られたのでしょうか。それとも、程原橋があるからこの場所にバス停が設置されたのでしょうか。
国道側の橋のたもとから。川を渡った先に集落があるのがわかります。この程原橋、いつも国道を通るときは気にしているのですが、集落の戸数がそれほど多くはないこともあるのでしょう、まだこの橋を利用している人を見たことがありません。
程原橋から太田川を望む
橋の上から太田川を望みます。青空のもとに山と川、遠くに見える道には時折車が走っている風景を見ていると日常とは時間軸が違っているように感じます。
川に吹く風は少し冷たいですが、この風景を見ている時間はとても気持ちよく、いつまでも見ていることができそうでした。
この沈下橋、国道191号を通るたびに気になっていたのですが、やっと訪れることができました。国道側だと近くに車を停める場所がないために(バス停を少し上流側に行ったところに小さなスペースがあるのですが、軽自動車ぐらいでないと通行の邪魔になりそう)、ずっと行くことができなかったのです。
そのため、今回は国道とは反対側からアプローチ。道幅が気になりましたが、Googleのストリートビューで幅広なアテンザワゴンでも行けそうなことが確認できたので自信を持って(?)訪れることができました。計画時に現地の様子が確認できるのは本当に助かりますね。
場所はこちら
久しぶりにGoogleマイマップを使ってみました。以前と使い方が変わっていて四苦八苦してしまいました(苦笑)。
おまけ:安野花の駅公園の猫
立ち寄った安野花の駅公園では棚で猫が気持ちよさそうに眠っていました。春になって花が咲き誇ると多くの方が訪れます。それまでのんびりと日々過ごすんだろうな。
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