呉基地の満艦飾(2023年天皇誕生日)
天皇誕生日(2月23日)は今年2023年2回目の満艦飾の日です。昨年に続いて呉湾艦船めぐり(船長さんのtwitterはコチラ)から満艦飾を観てきました(^-^)。歳を重ねても行動に変化がないおじさんです(^^;。
3つのはじめて
この日は私の"2023年はじめてづくし"に。2023年、"はじめての呉訪問"、"はじめての満艦飾"、"はじめての呉湾艦船めぐり"でした(^-^)。私が2月後半まで呉に出かけていなかったというのは珍しい。
昨年2022年の天皇誕生日、広島は"まん防"が延長されていて呉を訪れている者は少なく、艦船めぐりを利用する人たちも本当に少なかった。それから1年が経ち、表に出てくる感染者数は減って流れは完全に"withコロナ"に。
私が乗船したのは祝日といっても朝イチ10時の便、加えてあいにくの曇り空でしたが、25人程度のお客さんがいたのではないでしょうか。観光客が戻ってきているようで何より。でも、まだまだ少ないのかな?
“さみだれ"と"はたかぜ"の単装砲、その大きさが全然違います。ちなみに"さみだれ"は70mm、"はたかぜ"は127mmです。
昨年の天皇誕生日の呉基地は"かが"がいましたが、"かが"を護る汎用護衛艦が1隻もいませんでした。今年は"かが"が改修中ですが、汎用護衛艦は各世代がいました。
汎用護衛艦だけでなく、訓練支援艦も"くろべ"、"てんりゅう"と2隻揃っていました。写真は載せていませんが、潜水艦は7隻ぐらいいたように思います。
この"てんりゅう"、"さざなみ"の前側(岸寄り)に練習艦"かしま"もいました。ガイドの方が説明されていたのですが、"かしま"は女性が艦長に就任されたのですね(昨年12月9日)。これまでにイージス艦"みょうこう"の艦長もされていたそうです。
その女性は大谷三穂1等海佐(2023年2月現在)。京都の大学に通っているときに湾岸戦争が起こり国のために働きたいと考え、同時期に防衛大学校が女性1期生の募集がはじまって願書を提出。女性初の練習艦(しまゆき)艦長、女性初の護衛艦(やまぎり)艦長、女性初のイージス艦(みょうこう)艦長と"女性初"の形容詞を総ナメ(?)しています。
昔は護衛艦、というか自衛隊そのものが女性の存在をそこまで考えていなかったと思います。訓練が男性同様に大変だったのはもちろんですが、働く場としての環境もいろいろ大変だったであろうことは想像に難くありません。これからも男性、女性がそれぞれ自身の能力を発揮できる場であるよう、そうなるよう期待したいです。
上で"さみだれ"と"はたかぜ"の単装砲に触れましたが、こちらでも。"てんりゅう"のものは"さみだれ"と同じ76mmの単装砲です。"さざなみ"のものは127mmで"はたかぜ"と同じ。しかし、こちらは口径こそ同じ127mmですが、その性能はまったく異なります。
といっても、現代は単装砲は主たる兵装、敵を攻撃・倒すための兵装ではないですよね。もっとも、自衛隊において"攻撃する兵装"なんていうと、騒ぐ向きもいるのでしょうけど(苦笑)。
天皇誕生日は今年はじめての"呉"、"満艦飾"、"呉湾艦船めぐり"を楽しみました。今年もたくさん呉を楽しみたいと思います(^-^)。
くれない5、デッキ後ろにもスピーカー
今年はじめての呉湾艦船めぐりで嬉しいことが。デッキ後ろに以前はなかった(と思う)スピーカーが設置されていました。デッキ後ろではこれまでガイドの方の声が聞こえづらいことがあったのですが、ばっちり聞こえるように(^-^)。
2月21日に2月27日〜3月12日に実施される日米共同訓練のプレスリリースがでています。訓練海空域が"広島湾及び九州西方から沖縄周辺"となっているのが気になっています。広島湾に米海軍の揚陸艦がやってくる、なんてことがあったら見てみたいなぁ。
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