艦艇一般公開 とわだ(AOE-422)
10月22日に訪れた呉基地の艦艇一般公開の続きです。前ページでは"しまかぜ"を紹介しました。このページでは"とわだ"を紹介します。
縁の下の力持ち
“とわだ"はとわだ型補給艦の1番艦で1987(昭和62)年に就役しました。艦齢35年は海上自衛隊の艦の中でもっとも古い艦のひとつ… というか、"とわだ"より艦齢を重ねているのは1986(昭和61)年に就役した練習艦"はたかぜ"のみです。ちなみに前ページで紹介した"しまかぜ"は1988(昭和63)年に就役ました。
艦齢を重ねている"とわだ"ですが、艦齢延伸化工事を実施されて令和の今も海上自衛隊にはもちろん、NATO加盟国の軍隊に補給活動および訓練を行っています。
“とわだ"には3基の補給ポストがあります。艦首側と艦橋側の2基が燃料や真水の補給、真ん中の1基がミサイル、弾薬や食料などの補給を行います。補給ポストは両舷にあるので、"とわだ"を真ん中にして両舷の艦に同時に燃料補給を行うといったことも可能です(凄)。
しかし艦齢延伸化工事が実施されているとはいえ、近いうちに艦齢は40年を迎えます。次級はましゅう型として2隻就役しているので、ましゅう型の3隻目(以降)が建造されるのでしょうか。
“とわだ"の一般公開は珍しいと思う
“とわだ"の見学ははじめてじゃないよな… と振り返ってみたところ、2011年10月の艦艇一般公開(11年前!!)で見せて頂いていました。当時からあまり一般公開されるイメージがなかった"とわだ"、この日みることができてよかった。
補給艦は決して目立つ艦種ではありませんが、軍隊は兵站・補給がしっかりしていないと作戦活動を行うことがはできません。そのためには欠かすことのできない艦種です。これからも海上自衛隊はもちろん、友好国海軍への補給活動で活躍されることをっ!!
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