呉基地の満艦飾(2021年文化の日)
11月3日は"文化の日"でお休み。10月末に出かけた感じでは紅葉(黄葉)はまだ少し早いようです… ということで、今年(2021年)最後の満艦飾を観に出かけました。
今年最後の満艦飾
そう、最初に記したように"文化の日"は年内最後の満艦飾が行われる日です。振り返ると今年は2月23日の天皇誕生日、5月3日の憲法記念日、7月22日の海の日、と今年はすでに3回訪れています。この11月3日の文化の日で4回め。我ながらよく訪れました(笑。
そんな今年(2021年)最後の満艦飾は、贅沢に(?)呉湾艦船めぐりで海側から観ることに。朝イチ10時の便に乗ったのですが、乗船者が多くてびっくり。私が呉湾艦船めぐりを利用した中でも、もっとも乗船者が多かった艦船めぐりのひとつではなかったかと。
こちらは掃海艇"えたじま"と"みやじま"。"えたじま"は今年3月に就役したばかりの艦です。"みやじま"は2012年9月の艦艇一般公開で艦内に入らせてもらいました。もう9年も前のことになります(汗。
手前が補給艦"とわだ"、奥が掃海母艦"ぶんご"。奥には練習艦"せとゆき"がいたのですが、満艦飾を行っていませんでした。また、主砲も砲身がはずされていて、アスロックランチャーもカバーがかけられてたりしていました。たまたま整備中なのか、あるいは遠くないうちに除籍なのでその準備に入っているのか。
“あぶくま"です。"あぶくま"といえば"あぶくま型護衛艦"のネームシップですが、同型艦"とね"が整備中でした。私、"あぶくま型護衛艦"はお気に入りの艦のひとつです。なんだか佇まいが整っていてカッコいい(^-^)。
説明をされている元自衛官の方が今日はイージス艦といった最新鋭艦はいないけど、"せとゆき"や"あぶくま"といった海上自衛隊の歴史といえる艦を見ることができると話されていたのが印象的でした。
はつゆき型護衛艦のネームシップ”はつゆき”が就役したのが約40年前。はつゆき型で残っているのは上で記した練習艦となっている”せとゆき”のみです。"せとゆき"のこの日の状況から想像しても、ひとつの歴史が終わるのはそう遠くないのでしょう。
練習艦"かしま"。紹介するまでもなく練習艦隊の"旗艦"です。令和3年度遠洋練習航海から戻ってきて、それほどの時間が経っていないのではないでしょうか?
“かしま"を中心に少し引いてみて。
自衛隊旗をあげて満艦飾している"そうりゅう型潜水艦"。ディーゼルエンジンを回して充電中でしょうか?
2021年最後の満艦飾は海上から楽しみました。朝イチ10時の便にも関わらず、とても多くの方が乗船していたのにはびっくりしました。まわりから聞こえてくる言葉からも旅行者であろう方も多く。
コロナが落ち着くことだけでなく、自衛隊が保有する直接的な武力を使うことなく平和なときが続くことを願います。満艦飾を、艦船巡りを来年も、それ以降も楽しむことができるように。
おまけ:呉基地へ向かう"はたかぜ"
艦船巡りの前のこと、ちょうど"はたかぜ"が呉基地に帰港してきました。こんな感じで全景を捉える機会ってなかなかないのでなんだか得した気分(嬉。
昨年練習艦となって呉基地を母港とすることになった”はたかぜ”。日本を護る自衛隊員の育成のために活躍してくれることを期待します。
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