戸坂の桜-2021年（広島市東区）

2021年3月20日

3月19日金曜日、午後をお休みにしてお墓参りへ。春のお彼岸（20日前後）、月命日（21日）、今年1月にコロナ禍で三回忌法要を行わなかった、といろいろ重なったので墓参りへ行ってこようと。

でも、わざわざお休みを取ってまでこの日に出かけた理由はこちら。

Contents

1. 父がよく訪れていた桜を観に行く
- 1.1. 芸備線近くの桜
- 1.2. 持明院の枝垂れ桜
2. おまけ：よく歩いた

父がよく訪れていた桜を観に行く

そう、父がよく見に出かけていた戸坂の桜が咲いているだろうと思ったのです。この桜、毎年他の桜と比較して咲くのが早く、週末が雨予想だったので散ってしまうかもと心配してお休みをとったのでした。

芸備線近くの桜

お墓は福岡から引っ越してきた中学3年の頃から住んでいた家の近く。高校（広島観音）への通学でよく使っていた道を行くと、芸備線をくぐるところにその桜はあります。

今年の父の命日（1月21日）にお墓参りしたときには祖父母が住んでいた家のほうへ久しぶりに歩いてみたのですが、通学路を歩いたのも久しぶり。私が大学を出て両親が愛知へ転勤するまでは山が結構残っていてタラの芽なんかも普通に見かけていたのですが、開発されて家が建ってたりして驚き。

…もう20年以上前のことになるから当たり前か（汗）。でもこの道は中学生の通学路のままで、って、変わりようがないですね（苦笑）。毎日の通学が坂道で大変です。

持明院の枝垂れ桜

さて、さらに歩いて持明院へ。こちらは昨年も訪れていました。去年は3月20日に訪れていたので、日時はほぼ同じ。でも今年のほうがより咲いているような気がします。

風が吹くと花びらが散るのも見えたので、ずいぶん早くから咲いていたのかもしれません。この桜は毎年咲くのが早いのですが、今年は本当に早い。今年は広島の開花宣言が観測史上最速でした。これは標本木が変わったせいかと思っていましたが、そればかりではないようです。

この文章を書いている今日20日は天気予報どおり午後から雨が降ってきました。昨日観に行ってよかったです。午前中は母が多肉植物と土を買いたいということでホームセンターへ出かけていました。私が母をホームセンターへ連れて行っているので、父も安心していることでしょう（笑）。これだけでもUターンしてきた意味があるということです。

来年以降も観に行くことができるように。