芸備線:芸備線を走るキハ120系浜田色
もう昨年のこと、1ヵ月以上前に撮ったものなのですが... せっかくなので公開。
昨年11月のことですが、芸備線の各駅に下記のような停止位置が記されてるようになっていました。キハ120形の3両編成がとまる位置として記されています。
キハ120形の三両編成(芸備福塩色+浜田色+芸備福塩色)
そう、11月のいつからかキハ120形の三両編成が芸備線を走っています。これは2013年8月の記録的豪雨により島根県川本町で三江線の橋梁が流失。運転を再開した三次~浜原間を最低限の2両で運行したために、車両をトイレの処理施設がある浜田へまわすことができなくなりました。そのため三江線ではトイレが使用不能となっていたのですが、運行体制を3両として1両を処理施設のある広島へ送り込むことによりトイレを使えるようにしたのです。
その結果、芸備福塩色(広島色)+浜田色+芸備福塩色(広島色)という奇妙な(?)キハ120形3両編成が芸備線を走ることになりました。
運用は5831D(みよしライナー三次8:07→広島9:30)で広島に送り込んで1832D(広島14:00→三次16:37)で三次に戻しています。上の写真は玖村駅に停車している1832Dです。浜田色がサンドイッチされているのがよくわかります(^-^)。
寄ってみます。
3両ともに300番台のキハ120形なので違いは色ぐらいでしょう。そういった意味ではこうやって3両で運行されることも問題がないのでしょうね。だから運行されているのでしょうが(^^;。
キハ120形の長編成といえば、2010年8月ごろに走っていた回2822Dを思い出します。このときは4両編成で連結されていたのは美祢線の車両でした。
玖村駅を出発した1832D。前2両が三次行き、最後尾が府中行きという編成となっています。このサイズの写真ではわかりにくいのですが、乗客が思いのほか多くて驚きです。
場所と日付を変えて再び1832D。場所はいつもの(?)白木山です。
陽の加減でよくわからないものになってしまいました(^^;。もうひとつわからないものといえば、この写真ではまったくわかりませんが、この日の3両目(広島側)は0番台でした。0番台と300番台の違いは車内のシート程度らしい。外からみてもわからないですね。
三江線が完全復旧するまでこの乗り入れは続くことでしょう。ニュースによると、その復旧見込みは今年7月。みよしライナー5831Dは曜日によっては混んでいるようなので、7月まで3両編成が続くことで嬉しい向きも多いのでしょうね。
このページの公開日:2014.01.02