可部線:安野花の駅公園
現在は廃止されたJR可部線の可部以北。そのひとつの安野駅は、今は「安野花の駅公園」として第二の人生(?)を送っています。もっと早い時期にやってくれば桜や桃、レンギョウが迎えてくれたのでしょうが、5月はそんなこともなく... でも、猫の駅長が迎えてくれたのでした(笑)。
動態保存されているキハ58
この安野花の駅公園には可部線を走っていたキハ58(554)が動態保存されています。安野花の駅公園の整備状況お知らせページ(暫定版)によると、このキハ58は平成15年11月15日にやってきたそうです。
昭和39年6月に富士重工業の宇都宮製作所で作られたこの車両は、宇都宮運転所へ、昭和39年7月に大阪、昭和61年10月に広島、平成3年3月に小郡に配置換えされて平成15年11月まで現役で活躍していたそうです。走行距離はなんと4,537,939.4km!! なんとも頑丈なんですね(驚)。
旧安野駅駅舎
この駅舎には、運賃表も時刻表も残っていました。時刻表をみると、1日7往復といった感じ。 国道191号沿いを走っていると、今は使われなくなった可部線の線路や橋梁をまだ見ることができますが、キハが走っているところを見ることがなかったことが悔やまれます。そのころは興味がなかったからなぁ~。
そんなことを思っていると、三江線はもちろん、芸備線の三次以北、もっといえば狩留家以北といったところも廃止と隣り合わせなのかもしれません。私なんかも撮るばかりではなく、乗って利用しないといけません(苦笑)。でも、利用すると便が少ないこともあって行動範囲がすごく制限されてしまうんですよね(苦笑^2)。
おまけ:踏切とフィアット500
今回も最後はフィアット500とのコラボで(笑)。安野花の駅公園にある踏切とフィアット500です。踏切とフィアット500といいながら、なんともかんともなおかしな構図になっているのは、別に車が停まってたからだったりします(笑)。
このページの公開日:2010.05.23