三江線:秘境駅と呼ばれる「長谷駅」
「秘境駅」という言葉、最近は鉄(テツ)な方でなくても耳にしたことがあるのではないでしょうか? 私はブームをつくった「秘境駅へ行こう!」のホームページにあるリストをみると、近辺でも芸備線や三江線の駅が取り上げられていましたので気になってはいたのですが忘れていました(汗)。そんな感じだったのですが、先週21日の読売新聞で『秘境駅探訪がブーム…癒やされる「何もない」』と三江線の長谷(ながたに)駅が紹介されていたので、新しいレンズを試すという目的も兼ねて出かけててみたのでした(^-^)。
これが三江線「長谷駅」
ということでいきなり目的地の長谷駅です・・・ 秘境駅で取り上げられていることは知っていたので、以前三江線を走るキハ120形を撮りにきたときに立ち寄ろうとも思ったのですが、そのときはやめたのです。というのも「駅までの道が狭い(--:」。江の川を挟んだ反対側に国道375号が走り、三江線が走っている側には県道112号が走っているのですが、この県道112号がかなり酷。というか反対側の国道375号もかなりの酷道なのですが(苦笑)・・・
駅ホームより三次側を望みます。美祢線重安駅の大理石と石灰石の表示板もかなりのサビ具合でしたが、長谷駅の駅名表示板はそれに負けていませんね(苦笑)。線路が左にカーブしているのがわかりますが、これは江の川が左にカーブしているのに沿っているものです。三江線は江の川に沿って三次と江津を結んでいます。
駅ホームより式敷側を望みます。上から見た待合室はこんな感じ。
これらの画像から感じてもらえると思いますが、秘境駅と呼ばれるに恥じない(?)のんびりとした環境です。まわりを見回せば山々と木々・・・ 別方向を向けば江の川が流れている・・・ 日常を忘れて自分を見つめ直す、自分にゆっくりお休みを与えるにはいい環境なんだなって。
待合室にある時刻表です。この長谷駅がある区間は上下あわせて10本の普通列車が運行されているのですが、停車するのは三次方面が2本に口羽方面が3本の計5本のみ・・・ 普通列車なのに半分に通過されてしまうというなんともかんともな駅だったりします。そういったところが秘境駅たる所以なんでしょうね。
この長谷駅の待合室にも駅ノートがありました。その駅ノートを管理されているのが最初にも書いたこの秘境駅ブームをつくった「秘境駅へ行こう!」の管理人のうっしーさん(驚)。転勤で広島にやってこられて今は三次市に住んでいらっしゃるそうです。なんだかすごいですネ。
実はこの日、最初は式敷駅に車をとめて、そこから自転車で長谷駅に向かったのです。しかし隣駅の信木駅まで行ったところで思い直して引き返しました(爆)。行きはいいけど、帰りは体力が持ちそうになかったので(^^(^^;。この決断は自転車のタイヤに空気があまり入っていなかったことが大きな要因ということにしておこうと思います(爆^2)。
このページの公開日:2009.08.28