木次線:奥出雲おろち号が走る風景
8月2日に奥出雲おろち号を撮りに出かけました。どこで撮ろうかと思ったのですが、せっかくなので「奥出雲おろちループ」にも行ってみようと・・・ そこで、備後落合に向かうおろち号をおろちループで撮って、戻りを備後落合の近くで撮ろうということにしたのでした。
のんびりと走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」
中国山地をスイッチバックで越えていきます
木次線は宍道駅から中国山地を越えて備後落合まで続いており、難所となっている出雲坂根~三井野原間はスイッチバックで越えていきます。上画像のように出雲坂根駅からみると、左側が宍道方面、右側が備後落合方面となります。宍道方面からやってきた列車が出雲坂根に到着すると、進行方向を逆にして備後落合に向かいます。そしてさらにもう一回スイッチバックがあってもう一度逆になる(=元に戻る)という感じでしょうか。ちなみにこの区間を走る列車は1日3往復(臨時列車となるおろち号を除く)しかありません(汗)。
奥出雲おろち号 8421(新三国橋から:1)
スイッチバックをすぎて三井野原へ向かう奥出雲おろち号です。山を大きく迂回しながらゆっくりとのぼっていきます。ちなみにこれはおろちループの新三国橋から撮りました。この時期は草木の緑がとても鮮やかでキレイなので、「おろち号が木々の間を山の中へ向かっていくところを撮ろう(^-^)」とこんな感じに。ただ、草木の伸び方は半端なものではなく、いろいろ歩いてみたのですが、すべての車両が見えるところを見つけることができませんでした(苦笑)。
奥出雲おろち号 8421(新三国橋から:2)
しばらくすると、おろち号がこの難所を越えてでてきます。この画像でおろちループがどうなっているかをちょっと説明。真ん中から左下へ抜けている道がありますが、この道を反時計回りにまわると正面真ん中の橋に、さらにまわると私がいる新三国橋へ、そしてさらにまわっていくと道の駅をすぎて右端の赤い三井野大橋に抜けていきます。
さて、話を戻しておろち号ですが、山肌にくっつくようにすすんでいます。あまりにも遠いので、少し寄ってみたのが下の画像。
・・・これでも遠いですね(汗)。ここはおろち号の行程の中でもメインのひとつなのでしょう。かなりゆっくりとしたスピードですすんでいました。また、時折カメラのフラッシュと思われる光が見えていたので、おろちループを俯瞰する写真を撮ってる方が多いのかなって。でも、あの場所から見下ろす風景・・・ 私はちょっと(かなり?)怖くて見ることができないかもしれません。
奥出雲おろち号 8421(油木~備後落合)
おろちループでの撮影を終えて、備後落合発のおろち号を撮ろうと思っていた場所に向かっている時におろち号を追い抜くことができました。道の駅に立ち寄ったりしたにも関わらず追い抜くことができたのですから、かなりゆっくりとしたスピードなんですね。せっかくなので撮ったのがこの1枚。
ただ、撮ることができるなんて思っていなかったので場所を考えていなかったのが悔やまれます。電柱が思いっきり刺さってますから(苦笑)。もっとも、次に撮ろうと思っていた場所でも3両すべてを撮ることができないことがわかっていたので、撮ることができただけでもよかったと思うことに(笑)。
奥出雲おろち号 8422(油木~備後落合)
鉄橋を渡っていくおろち号です。透き通った川と木々の緑に鮮やかなおろち号のカラーがとても似合うと思って、3両すべてが撮れないことは承知でここで撮ろうと。個人的には思っていたような感じでお気に入りの1枚です(^-^)。
天気もよかったし、トロッコ列車に乗っている方々は気持ちよさそうでした。沿線のお弁当なども有名なおろち号・・・ 私も一度乗ってみたいなと。まじめに考えてみようかな。
おまけ:芸備線を走るキハ120系
備後落合発三次行き普通列車 357D
おろちループへ向かう途中で撮った芸備線のキハ120系。場所はちょうど平子駅の手前です。本数がかなり少ないトコでもありますので、撮ることができるチャンスは生かそうと(笑)。通過するときに車内を見ましたが、お客の姿がなかったような・・・
このページの公開日:2009.08.09