輸送艦”おおすみ”がトンガ支援へ
2022年1月15日に発生した海底火山噴火および津波により大きな被害を受けたトンガを支援するために輸送艦"おおすみ"が派遣されることが決まりました。
出港前に見ようと
トンガ支援としては、防衛省から20日に航空自衛隊のC-130Hを2機、海上自衛隊からは"おおすみ"が陸上自衛隊のCH-47を2機載せて派遣されることが発表されています。C-130Hは同日にトンガへ向かい、22日に1機が現地へ飲用水3トンを届けました。"おおすみ"は準備が整い次第出港します。
22日朝にAISををみていると、"おおすみ"が呉基地を離れました。まだ準備はできていないはず…と思ってたのですが、AISをみるとずっと呉沖にいます。呉湾艦船めぐりに乗ってみると(11時便で客は10名(汗)、出港時に"沖でおおすみがヘリを載せて…"と。なるほど、そういうことか。
“おおすみ"、艦船めぐりから戻ってもまだ場所を変えずにいるので、より近くに行くことができる呉湾おさんぽクルーズに乗ることに。フェリーが呉港を離れるときにちょうど曳舟が出てきました。沖を見ると"おおすみ"も動き出したみたい。
ということで、このページの"おおすみ"の写真は呉湾おさんぽクルーズのフェリー上から撮ったものです。
“おおすみ"甲板上の陸上自衛隊CH-47(J/JA)。こうやってCH-47を見るのははじめてかも。隊員の方々の大きさと比べると、その大きさがよくわかります。その輸送能力から阪神大震災や東日本大震災などの大規模災害で多用されています。トンガ支援でも現地の方々のために活躍してくれるに違いありません。
CH-47の他にも各種トラックが甲板にいるのがわかります。CH-47の運用に必要なトラックなのか、全く関係ないトラックなのかわかりませんが、トンガ支援に向かうことは間違いなく。
呉基地に向かう陸上自衛隊の車両
呉湾おさんぽクルーズで"おおすみ"とすれ違って満足(^-^)。呉に帰港して帰宅する国道31号で多くの陸上自衛隊の車両とすれ違いました。ドラレコから抜き取った車両たちです。
Twitterで防衛省や陸上自衛隊関係のアカウントでトンガ支援に向かう隊員たちのツイートを見ましたが、さまざまな部隊の車両とすれ違いました。
ニュースサイトを見ても、続々と呉基地の"おおすみ"に向かっていること、実際に乗り込んでいることが報じられていました。出港するXデーは明らかになっていませんが、現地到着まで10日ほどかかるらしい。日本から遠く離れた土地で国際貢献、決して容易なことではありませんが、無事に任務を果たして帰還されることを願うばかりです。
参考にした文献など
- 丸 2021年2月号付録 陸海空自衛隊最新装備2021 / 潮書房光人新社
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