艦艇一般公開 はたかぜ じんりゅう
GW明けの最初の週末は海上自衛隊呉基地の艦艇一般公開へ。呉地方隊創設70周年を迎える今年度は事前予約することなく、呉地方総監部第1庁舎ならびに艦艇の一般公開に参加することができます（嬉）。
公開されていたのは"はたかぜ"と"じんりゅう"
今年度予約なしで艦艇一般公開に参加できることは4月に知ったのですが、GW中はとんでもない見学者だろうことが容易に想像できたのでGW明けを狙っていました。特に11日、12日の週末は潜水艦じんりゅうの公開も予定されていました。（リニューアル後の呉地方隊ホームページには公開予定艦が掲載されていないのですが、リニューアル前は掲載されていました）。11日は天気もよかったので行くしかないと(^-^)。
潜水艦 じんりゅう SS-507
潜水艦の一般公開に参加するのははじめての私。甲板を歩くだけのものですが、潜水艦に近づく段階からテンションが上がります(^-^)。
じんりゅうは2016年3月に就役したそうりゅう型潜水艦の第7番艦です。艦名と艦番号が消される前に見ることができた艦のひとつ。こうやって甲板に立つことができる日がくるなんて(^-^)。
甲板に多くの人が集まると危ないので、なんとなくな（？）人数制限をされていました。待っているときに隊員の方とお話させてもらったのですが、艦内に入ることができる一般公開もあるみたい。そういえば、どこかのSNSでそんな話を読んだ覚えがあります。
そんな艦内に入ることができる一般公開時、艦内にはしごで降りるときに女性が怖がるということを話されていました。想像してみると、私も窓がない、狭い、暗いところに降りていくのは十分怖い… はしごで降りる高さも結構あるでしょうし、途中で泣いてしまうかも（汗）。"電気はついていますヨ(^-^)"と笑いながら話されていましたが(^^;。
高校生ぐらいの少年が隊員の方にいろいろ話していました。「（潜水艦も）甲板をたたくと音がするんですね」と驚いた様子で話していたのが印象的。なるほど、そう言われてみるとそう考えることもできそうです。
私も触ってみました。ぷにょっとした触感… 想像していたよりも柔らかかった。そうりゅう型潜水艦は船体全体を水中吸音材、あるいは反射材で覆われていますが、私が触ったのはどっちなのかな？ あるいはどちらでもないのかな？？
練習艦 はたかぜ TV-3520
続いて練習艦はたかぜ。はたかぜは1985（昭和61）年に就役したDDG（ミサイル護衛艦）です。2020年に練習艦に種別変更されました。はたかぜの兵装などについてはこちらのページに。
私、はたかぜの甲板にあがらせていただくのははじめてですが、同型艦のしまかぜには昨年のフリートウィークでの一般公開時にあがらせていただきました。
Mk.13ミサイル発射機がいぶし銀… いやっ、後ろの単装砲も艦橋上の黒く四角い三次元レーダーも、すべてがいぶし銀です(^-^)。
潜水艦で見かけた男の子、はたかぜの甲板上でも隊員の方と会話していました。ツマ曰く「◯◯◯がなくなってさみしい」といったことを話していたとか。Mk.13ミサイル発射機がなくなってVLSばかりになったのを寂しがっているのかもしれません。私ぐらいのおじさんならともかく、高校生でその感情はなかなかマニアックな(^^(^^;。
艦尾には乗艦の記念写真を撮るためのプレートが置かれていました。隊員さんに撮ってもらっているグループさんもいらっしゃいました。しかし、当初期待していたほど写真を撮る人がいなかったのでしょうか。階級がちょっと上っぽい隊員の方がせっかく準備したのでぜひ撮ってくださいと勧誘されていました（笑）。
乗艦記念にいただいた御朱印（？）です。
久しぶりの艦艇一般公開、とても楽しませて頂きました。大変な勤務の中で一般公開をしていただいた隊員の方々に感謝^2です。ありがとうございました。そして潜水艦内部の一般公開、機会に恵まれたらぜひ見させていただきたいっ!!