海上自衛隊:広島護国神社での海軍祭
5月20日に海軍祭が広島護国神社で行なわれるのを知り、出かけてきました。
軍艦旗掲揚
私のような一般の者もみることができる軍艦旗掲揚です。
私のようにこの軍艦旗掲揚を見に来た者は別として、一般の参拝者の方々は「いったい何をしているのだろう?」と感じたことでしょう。
軍艦旗に敬礼されています。
軍艦旗があがりました。
現在「日本」という国があるのは昔の方々の活躍のおかげです。護国神社に祀られている方々が「日本」の現状をみてどう感じるだろう・・・ そんなことを思う自分に何かできることがあるのだろうか・・・ 考えずにはいられません。
正直なところ、この広島護国神社の「海軍祭」という行事は今回はじめて知りました。調べてみると5月27日の海軍記念日にあわせて各地でさまざまなイベントが行なわれています。その中のひとつのようです。
その海軍記念日ですが、日露戦争でロシア艦隊を壊滅した日本海海戦(1905(明示38)年5月27日~28日)を記念に制定されました。現在は廃止されていますが、前述のように海上自衛隊ではこの5月27日にあわせて多くのイベントが行なわれています。
最後にこの広島護国神社の由緒を。参拝したことはあるけれど知らないという方も多いのではないかと思います。
由緒
当社は明治元年 藩主 朝命を奉し戊辰の役の陣没者七十八柱の御霊を二葉の里に奉祀した水草霊社に起源する
明治八年 官祭招魂社に列せられ 同三十四年 広島招魂社と改称される 昭和九年秋 当時の西練兵場の西端に社地を遷し新社殿が造営された
昭和十四年 広島護国神社と改称されたが 同二十年八月六日 原子爆弾の災禍により社殿悉く灰燼に帰した
その後 同所に小祠を建てて祭祀が続けられたが 神社復興の気運が高まり 復興奉賛会が結成され多くの県民の浄財により昭和三十一年十一月 現在の広島城跡に荘厳なる社殿が造営された
昭和四十六年 昭和天皇 香淳皇后御親拝の栄に浴するやその御聖徳により社頭は隆盛を極めた 平成五年四月 御大典記念事業として本殿 幣殿 拝殿の御社殿が竣功した
平成二十一年七月 御創建百三十年記念事業として全ての社頭整備事業が竣功した
御祭神は 戊辰の役より大東亜戦争に至る戦没者及び公務原爆死没者を祀る
別表神社 広島護国神社
このページの公開日:2012.05.25