海上自衛隊:平成22年度岩国航空基地祭【1】
19日に海上自衛隊岩国航空基地で開催された平成22年度岩国航空基地祭に出かけました。事前に調べた情報によると、自家用車で行くとかなり入場までに時間がかかる感じ・・・ そんなわけで珍しくJRで出かけたのですが、正解でした(^-^)。
祝賀飛行
JRで出かけて正解と感じたのは、唯一の入口となっているコントラクトゲートまで連なっているものすごい車列を見たときと、何よりも最後のほうだけでしたが、記念式典のファンシードリルに間に合い、祝賀飛行は最初から観ることができたから(^-^)。
岩国駅からのシャトルバスでのエスコート役の二等海尉の方が「(祝賀飛行には)ギリギリ間に合うかどうか」と申し訳なさそうに話されており、何よりも自宅を出るときからあきらめていたのですが、見ることができたのは嬉しい誤算でした。
編隊を組む多用機
編隊を組む救難飛行艇
派手な戦闘機の飛行はありませんでしたが、岩国基地所属の救難飛行艇や多用機が編隊を組んで飛ぶ姿はとてもかっこうよく、何よりも頼もしい。まわりには搭乗員のご家族の方でしょう、奥さんらしき方が小さな子に「ほら、あの飛行機にお父さんが」と話されていました。あとから「あれっ? あっちの飛行機だったかな??」と話されていたのはご愛嬌ということで(笑)。
こういったヒコーキ撮りといえば、ものすごい望遠レンズを持った方々が・・・ と周りをみると、ホントにもの凄い望遠レンズを付けた方々がたくさん(驚)。私は18-125なんてものを使ってたので上に載せたように小さくしか撮れていませんが、とんでもなく大きく撮ってるんだろうなと(ちなみに上の2つだけではなく、ヘリコプターも含めてたくさんの祝賀飛行が行なわれていました)。
航空機地上展示
そして航空機の地上展示。岩国航空基地のページでは展示されている航空機が何なのかはわからなかったですが、岩国基地所属の航空機はもちろん、航空自衛隊築城基地からやってきた戦闘機・練習機も展示されていました。このページでは岩国基地所属の航空機を載せます。築城基地からの飛行機については別ページに。
訓練支援機 U-36A
救難飛行艇 US-2
このUS-2、当然はじめて見るわけですが「どことなく見たことがあるような・・・」と、ずっと考えていたのですがわかりました。旧日本海軍の二式大艇(二式飛行艇)にとても似ているのですね。ちょっと調べてみたのですが、このUS-2を製造した新明和工業は二式大艇を製造した川西航空機が母体とのこと。受け継いだDNAを現代技術で復活させたというところでしょうか。
画像データ収集機 OP-3C
電子戦データ収集機 EP-3
電子戦訓練支援機 UP-3D
OP-3C, EP-3, UP-3Dの尾翼
正直なところ、航空機のことはほとんどわからない私ですが(汗)、救難飛行艇のUS-2などのように岩国航空基地にのみ配備されていてあまり目にかけることもない航空機もあったりするようです。それにしても、EP-3などからでている「コブ」、いろんな何かが詰まっているんだろうなぁ~。
他にもヘリコプターが展示されていたのですが、結構人が多かったのでこちらは撮ることなく。せっかくなので、撮っておけばよかったかな(+_+)。このページに載せていない航空自衛隊の戦闘機についてはこちらのページへ続きます。
このページの公開日:2010.09.20