油木駅-2022年7月(広島県庄原市)

奥出雲おろち号を撮りに出かけたページに記していたように8月6日とその前週7月31日に油木駅を訪れました。このページでは油木駅を紹介します… といっても、詳細なことは知らないのですが(汗。

油木駅 駅名標 ホームにて

のどかでしずかな油木駅

油木駅を訪れた理由は奥出雲おろち号をどこで撮ろうかと考えたのがきっかけです。広島県内で奥出雲おろち号を撮ることができる場所は多くありません。最近、駅を巡ることが楽しくなっている私が"広島県内最北の駅"という修飾語がついている油木駅を選んだのは必然でした(笑。

油木駅 駅舎があった場所

駅舎があった場所。今は基礎らしきコンクリートが建物があったことを想像させるのみとなっています。ネットでみつけた駅舎の写真をみると、立派な駅舎でした。

ホームに向かいます。

木次線 油木駅 ホーム

もともと島式ホーム1面で2本の線路がありました。1本はすでに撤去されています。駅舎側には側線もあったようですね。今の様子からは想像できないほど賑わっていた… のかな?

油木駅 備後落合方面をみる

ホームから備後落合方面を見てみます。待合室がありますが、なんとも不思議な感。ホームの半分の幅をとって完全に通路を塞いでいます。一方の線路がないので為せる技(?)ですが、駅舎跡ではなくこのホーム上に設置した発想に拍手(意味不明)。でも、雨が降ってたりすることを考えると、こちらのほうが利用者に優しいのかも。

ホームから三井野原方面をみると線路の向こうに何か建物があります。

油木駅 三井野原方面をみる

調べてみると、旧西城町立油木小学校。2016(平成28)年3月に廃校になっています。その前から休校だったということなので、やはり地域の人口減はとまらないのでしょう。

JR西日本が4月に公表した「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」によると油木駅がある出雲横田~備後落合間の営業係数は6,596。この数値は芸備線の東城~備後落合間の営業係数25,416に次ぐもの、つまりワースト2です。沿線自治体は利用増の策を考えたりするわけですが、結局のところ住民の絶対数が少ないのでどうにもならない気がします。今のままでの存続は難しい。それは皆がわかっていてどこに落とし所を見出すかということなのでしょう。

油木駅にとまる奥出雲おろち号

8月6日は油木駅そばの踏切からおろち号を撮ったのですが、7月31日は油木駅でおろち号を撮っていました。小さなホームすべてをつかっておろち号がとまってます。

油木駅にやってきた奥出雲おろち号

この日、油木駅には私のほかには私の両親ぐらいのご夫婦が。もっとも、奥さまのほうは旦那の趣味についてきたという感じでした。ウチと一緒ですね(笑。といっても、私のツマは"(列車が)やってくるまで待つ"とかいう目的のときはついてきませんけど(^^;。

写真を撮る旦那さまとはおろち号がやってきたときに"きた、きた(^-^)"と声を出さずにコンタクト。時折小雨が降っていたのですが、おろち号がやってきたときは止んでいてよかった(嬉。旦那さま、納得行く写真が撮れたでしょうか。

この近辺(備後落合まわり)では、あと小鳥原第一鉄橋をはじめとする道後山~備後落合間の橋りょう、12年前に撮ったのですが、また撮りたい。そして備後西城~平子間の西城川にかかる橋りょう(第三西城川橋りょう)を走るキハを撮りたいなと思っています。遠くないうちに出かけよう。