第一小鳥原川橋梁(広島県庄原市)
訪問日と投稿順がめちゃめちゃな状態が続いていますが(汗)、道後山駅を訪れた8月19日は第一小鳥原川橋梁(小鳥原第一鉄橋)にも立ち寄りました。車両が走っているのを観たかったのです。
13年ぶりの第一小鳥原川橋梁
道後山駅を訪れたの13年ぶりならば、この第一小鳥原川橋梁を訪れたのも13年ぶりです。13年前と比べると、橋の色がかわっていますね。
ところでこの"第一小鳥原川橋梁"、いくつかの名を見つけることができます。広島県のページだと小鳥原第一鉄橋と記されています。また"西城の十二号鉄橋"という通称もあるみたい。
今さらですが、この第一小鳥原川橋梁の紹介を少し。この第一小鳥原川橋梁は1936(昭和11)年に完成しました。全長146.2m、高さ30mの中国地方で最も橋脚が高い橋です。橋脚は8本あり、うち5本は厚さ40㎝のコンクリートの側壁で、中が空洞になってそうです。高層の建物の中央部が吹き抜けになっているのと同じ理屈なのかな?
そんな第一小鳥原川橋梁を観に行こうと思ったのは下記の"参考にした書籍など"の"遥かなる煙"で橋梁を作っている写真を見たから。その写真では蒸気機関車が貨車を押していて、その貨車から桁を滑らせて架設しているというものでした… 実際に見ることができたら凄かっただろうなぁ。
第一小鳥原川橋梁を渡る444D
ここまでの写真、すべて備後落合発新見行きの444Dです。
このページを書いているのは9月25日です。直前の週末23日にはシンポジウム「芸備線・木次線 魅力を活かす方法を考える」が開催されました。24日はCFで資金を集めて貸し切り列車"呑み鉄鈍行ちどり足号"を走らせていました。シンポジウムのパネリストの六角精児さんが自身の視点からコメントされていて地元ローカル紙の中国新聞でも記事になってたりしました。
ドライブの目的地として鉄道や鉄道遺構の写真を撮りに出かけている私が記す資格はありませんが、やはり芸備線を今のままで残すのはかなり難しいのではないかと思います。芸備線に乗るために山陽新幹線を利用する向きを増やすことができたりすれば光もあるのかもしれませんが…
おまけ:第四があるということは
下の写真は道後山駅で撮った443D。備後落合駅へ向かう途中で追いつきました。
手前に橋が写っていますが、第4小鳥原橋梁と書かれています。"第1″はこのページの主役の橋梁、"第2″は"第1″から少し備後落合側にいくとででーっんとでてきます。しかし"第3″は… どこにあるんだろう?
参考にした書籍など
- 遥かなる煙 県北の蒸気機関車 / 清原 正明(みよしSL保存俱楽部)
- 一般社団法人 中国建設弘済会 第一小鳥原橋梁
Posted by たか++(たかひろ)
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ディスカッション
コメント一覧
たか++さん、こんばんは。
ローカル線、いいですね。今回もステキな写真を楽しませて頂きました。
特に最後の一枚が好きです。赤瓦の民家と田んぼ、架線が無いのもいいですね。
次の人生で電車の運転士になるなら都会の路線より絶対に地方のローカル線に赴任希望です。
ただ、私も正に「ドライブの目的地として鉄道の写真を撮りに出かけている」クチなので、存続に全く貢献できていませんね・・・。
おはようございます、t_bowさん。
私の写真を楽しんで頂き、ありがとうございますm(_)m。
4枚めの写真、シャッタースピードを早くしたかったのですが、日頃絞り優先でしか使っていなくて、どうやるかがわからず(汗)。気動車さんが橋を渡っているのも撮ったのですが、完全に流れて失敗。今はちゃんと覚えました(^^(^^;。
地方ローカル線の運転士いいですね(^-^)。でも、鹿が突っ込んでくるのでそこだけは気をつけてください(笑)。存続への貢献、ドライブ好きにはなかなか貢献は容易ではないですねぇ。ただ、芸備線に限っていうと、そもそも沿線住民の数が少ないということでとても難しいように感じます。