教龍寺の紅葉-2020年(廿日市吉和)

11月1日は廿日市市吉和の教龍寺(きょうりゅうじ)へ紅葉を観にでかけました。

教龍寺の紅葉 門そばで

はじめて訪れた教龍寺

1日の朝、"今日はどこに出かけようか?"と思って廿日市市の観光案内のページを観ていて思い出したのがこの教龍寺。前日に北広島町から戸河内、筒賀とまわったのだから、そのまま吉和へ行けばよかったような… なんて思いがよぎりましたが、忘れてしまっていたので仕方がありません。

教龍寺の紅葉 門を見る

教龍寺には県指定文化財の銅鐘があります。その銅鐘は南北朝時代の1394(明徳5)年に製作されたとか(驚。しかもこの銅鐘、もともと福岡県のお寺にあったものが江戸時代末期に西本願寺から京都太秦広隆寺の鐘となって、今はこの教龍寺に(ちなみに外にある鐘ではありません)。

樹齢300年の紅葉

そして銅鐘とともに有名なのが大きく立派な紅葉。樹齢は300年だそうです。

教龍寺の紅葉 門と紅葉

これまでの写真で感じられると思いますが、まだ少し早かったようです。でもこの日もっとも気に入ったのが下の写真。紅葉の樹の大きさ、色づきはじめだからこその勢いが感じられるのではないかと←自画自賛(笑)。

教龍寺の紅葉 樹齢300年の紅葉

写真を撮っていると、お寺の方に声をかけていただき、いろいろと面白い話を聞かせていただきました。"仏様の教えは…" とも話されていたので、住職の方、あるいは先代の住職の方?だったのでしょうか… にしては、話が俗世間な感満載だったな(冗談です)。

そんなお寺の方に教えていただいて知ったのが下の写真。

教龍寺の紅葉 樹齢300年の紅葉と枝垂桜

紅葉が2本と思っていたのですが、右の樹は枝垂桜だそうです。紅葉との戦いに敗れて(?)もう花をつけるようなことはなく、今その幹は紅葉によっかかっているような感じになっています。

3日は多くの方が写真を撮りにバスに乗ってこられると話されていました。廿日市の観光協会のページでも11日にプロと一緒に写真を撮ろうというイベントがあり、この教龍寺を訪れるみたい。私もそういったイベントに参加させてもらって勉強してみたいですが、人見知りするので苦手なんですよね(苦笑)。

はじめて訪れた教龍寺でしたが、大きな紅葉はよかった。もっと色づいた頃、あるいは紅い絨毯となった頃にまた出かけてみたいと思います。