三永水源地の藤棚-2024年(広島県東広島市)

音戸の瀬戸につつじを観に出かけた翌日、4月28日は東広島市の三永水源地へ藤棚を観に出かけました。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

久しぶりな三永水源地

私が三永水源地を訪れるのはいつぶりだろう… かなり以前に出かけたときは藤棚はかなり傷んでいる状態でした。復旧中(?)といった話があったような気がします。それからどれくらいの年数が経っているのかまったくわからないのですが、いつの頃からか再びキレイな藤棚を見せてくれていることを知りました。

遠い昔のリベンジ、これは行ってみないといけません(笑)。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

三永水源地の藤棚は335mも続くとても長いものです。そんな藤棚で咲き誇る藤はかつて広島一、西日本一とも言われていたそう。その頃の勢いにはまだほど遠いのでしょうが、期待していた以上に"藤棚"していてとてもキレイ(*^-^*)。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

そして藤といえば、やはり長く垂れている花が主役ですが、なかなかどうして、幹も非常に見応えがあると思います。とても太くて複雑な形状の幹、見ていて飽きることがありません。

長い年月をかけてこんな幹になったのでしょう。かなりの老木ではないかと想像します。そんな藤の木を護るために藤棚の下は立ち入り禁止となっています。昔は藤棚の下を歩くことができたそうです。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

私たちが到着したのは11時ぐらい。水源地入口の道を挟んだ反対側に30台程度が停められるでしょうか、臨時駐車場が準備されています。私は待つことなくとめることができましたが、すぐに待ちが発生していたのでタイミングによっては待つことがあるかもしれません。

そんな台数が止まっているほどの来訪者がいるわけですが、混んでいる感はまったくありません。自身のペースでゆっくりと見ることができたのは嬉しい。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

藤の花ってこんな感じなのですね。藤というと垂れ下がっている全体をイメージするので、個々の花がどういった感じなのか思い浮かばなかったのですが、スイートピーみたい。と調べてみたら、ともにマメ科なんですね。だから似ている(そう思うのは私だけ(^^;?)のかな?

ちょっと違う色の藤も。

三永水源地の藤棚 2024年4月28日

花の色の違いが種類の違いなのかどうかわからないのですが、上2つの花の色のほかに白い花、少し赤みがかった色をした花がありました。写真に撮ってないのは、すでに咲き終わっていたり、撮りにくい場所だったりしてうまく撮ることができなかったから(苦笑)。せっかくなので撮っておけばよかったな。

昨年や一昨年に訪れいている方のページやSNSをみると、もっと花が咲いて垂れ下がっている様子の写真を見つけることができます。私も次に訪れるときはそんな藤棚を観ることができますように。

おまけ:三永水源地は呉水道局の文化財

三永水源地は呉市の慢性的な水不足解消のために築造されました。現在は国の登録有形文化財、近代水道百選にもなっています。水源地、堰堤という施設のためでしょう、普段は立ち入ることができません。立ち入ることできるのは桜の時期と今回の藤の時期の一般公開時のみ。季節の花には興味が薄くても、このテの施設が気になる方、来年は出かけてみてはどうでしょうか(^-^)?

三永水源地 堰堤