安芸の国から

安芸の国に暮らすおじさんのお出かけ記録です

シトロエンC4:エンジンとトランスミッション

今回もシトロエンC4の紹介。前回はウィンカー音とメーターパネル色という「最初にとりあげるものではないだろう」というものを記しました(笑)。今回は車を選ぶときに多くの人が気になるであろうエンジンとトランスミッション。

もっとも、最近はエンジン云々よりも燃費、トランスミッションはほぼ全てATなので気にも留めないという向きも少なくないでしょう。しかし、この「安芸の国から」に辿り着くような方はそういう向きではないでしょうということで(笑)。

専門的なことはそういったところで様々なインプレが載っていますので記しません。というか記すことができません(爆)。私は運転することが好きなおじさんの一意見として記します... やっぱり役に立ちそうにありません(苦笑^2)。

エンジンはツインスクロールターボ付きの1.6リットル

C4はグレードで2つのエンジンがあります。エクスクルーシブが積んでいるエンジンはターボ付の1.6リットルのもの。シトロエンのホームページによると諸元は以下のようになっています。

形式
5F02
種類
ターボチャージャー付直列4気筒DOHC
総排気量
1,598cc
最大出力
115kw(156ps)/6,000rpm
最大トルク
240Nm(24.5kgm)/1,400~3,500rpm
燃費
13.1km/L

ところでこのエンジン、BMWとPSAが共同開発したものでMiniやシトロエン、プジョーの多くの車で使われていることは有名なコト。半面あまり知られていないと思うのがこのエンジン、2012年のインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワードの1.4L-1.8Lのカテゴリで1位となっていること(驚)。さらに驚くのは2007年から6年間ずっと1位ということっ(驚^2)!!

シトロエン C4 エクスクルーシブ エンジンルーム

私がはじめてこのエンジンの車に乗ったのはDS4に試乗したとき。予備知識まったくなしだったのですが、乗り心地がいいこと、そして低速域からとても運転しやすかったのを覚えています。

そのことを営業の方に話すと低速からトルクがあるからということでした。あらためて諸元をみると数値がそれを表しています。1,400回転という低回転で最大トルクを発生させ、それが3,500回転まで持続するというエンジン特性... これが私のような者でも運転しやすいと感じた最大の理由でしょう(^-^)。

トランスミッションは6EGS

C4はエンジン同様にトランスミッションもグレードで2種類あります。エクスクルーシブは6EGS(6速エレクトロニック・ギアボックス・システム)という2ペダル式のマニュアルシステム。コイツが一般的には曲者だと思います(^^;。

シトロエン C4 エクスクルーシブ 6EGS

私のようにすでにこの2ペダル式のマニュアルシステムの車(アルファのセレスピードやフィアットのデュアロジック)に乗ったことがあり、むしろその性格を理解して(納得して)楽しむことができる、あるいは楽しむとは言わないまでも免疫がある人は選択肢となるでしょう。

しかし「ATがいい」という人の中には、どうしても違和感が払拭できないと感じる向きも少なくないのではと思います。フィアット500であればキャラ的に「賢くないトコもかわいい」で受け入れることもできますが、いまどきCセグメントの車ではありえないという感じでしょうか。これがセレスピードや6EGSのようなシングルクラッチではなく、ツインクラッチのアルファTCTやVWのDCTだと違うのでしょうが。

そういったことがあるので、DS4は今年秋に6ATが設定されるのかなと。そういえばその記事にはC4のことは何も書いてなかったけど、どうなんだろう? 7月中旬にシトロエンコレクションとしてC4エクスクルーシブのみ30万円の購入サポートがつきました。これは単純にデビュー1周年記念というだけでなく、6EGSの在庫処分だと勘繰ってるのですが...

さて、曲者と記したこの6EGS、実際コツを掴んだ乗り方をしないと、シングルクラッチのため1速から2速、2速から3速などの変速時は結構グゥワァ~ンと頭が揺れるほど(苦笑)。私の場合、C4も前車の500と同じようにマニュアルモードで乗るつもり(下写真のようにパドルシフトがついています)なのですが、やはり500と同様に慣らし中はオートモードで乗っています。オートモードではいまだに変速のタイミングがつかめないため、頭を揺らしながら運転してます(^^;。

シトロエン C4 エクスクルーシブ パドルシフト

逆にいえば、コツさえ掴めば(ギアをかえるときにアクセルを緩めてあげれば)頭が揺られるようなことはありません。ギアをかえるときにアクセルを緩めるのはマニュアル車では通常の動きです。

「クラッチペダルがないマニュアル」ということが理解できれば違和感はなく、シングルクラッチならではの動きが「むしろ楽しい」と感じるのですが、ATがいい人にはそういったことは気にしたくないでしょうね、やっぱし(^^(^^;。

同じPSAで兄弟車となるプジョーの308は同じエンジンでトランスミッションはアイシンの6ATを載せています。日本ではその組み合わせのほうが一般的に好まれるはず... どうしてシトロエンにその組み合わせの設定がないのか不思議なのですが、仮にC4が6EGSではなく6ATだったら私はC4を選んでいませんでした。そんな向きのためなのか... いや、それはいくら変態なシトロエンといえども向かうベクトルがあまりにもニッチすぎるような気がします(^^;。

シトロエンのC4、オーナーの贔屓目もあると思いますが、C4は写真などで見るよりも実物のほうがずっとカッコイイと思います(^-^)。C4に興味がある方&興味を持った方、ディーラーも多くなくナカナカ機会を見つけることも簡単ではありませんが、ぜひディーラーさんで実物を見て乗ってみてくださいっ!!

このページの公開日:2012.08.15

コンテンツメモ

  • 今回はC4のエンジンとトランスミッションに関する素人のおじさんによる感想です(笑)

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